伊勢にある豚捨というお店をご存知でしょうか?
お伊勢参りに行った際には是非食べてほしい!とこぞって勧める名店ですが、一瞬お店の名前には見えず「豚捨って何?」ととまどう声が多くあります。

まず読み方にも苦戦しますよね?
今回は豚捨の読み方や意味、豚捨がどんなお店なのかを調べました。
豚捨って何?伊勢の名店
定期的にお勧めされる店を人は名店と呼ぶのでしょうが、伊勢へ行った際に勧められる店のひとつに「豚捨」があります。




豚捨は、明治に伊勢市で伊勢牛を扱う精肉店として誕生し、市内の観光地を中心に飲食店展開し、現在では丸の内にも店を置く黒毛和牛の専門飲食店です。
おかげ横丁や外宮にも店舗があるため、お伊勢参りに訪れた際には、1度は見聞きするのではないでしょうか。
【店舗情報】
豚捨本店・豚捨 若柳・豚捨 外宮前店・おかげ横丁 豚捨・豚捨 KITTE 丸の内店・豚捨 中日ビル店



うわー、美味しそうです!
豚捨の読み方はぶたすて
まず「豚捨」という字面に「なんて読むの?」と戸惑う声が多くみられますが、


「豚捨」の公式HPには読めない方が多いためか、ふりがなが振られていました。



牛肉のお店なのに変わった名前ですね
豚捨の意味は豚を捨てるほど旨い
黒毛和牛の専門店なのに、「豚捨」と「豚」が入っていることに違和感を覚える人もいます。
「豚捨」には次のような意味がこめられています。
①創業者の捨吉から
②豚を捨てるほど旨い
詳しく説明いたします。
①創業者の捨吉から
「豚捨」のHPによると、映画監督・脚本家の松山善三氏が自著のエッセイの中で次のように語っているそうです。
その昔、豚を飼っていた捨吉という男が食肉店をはじめた。人呼んで「豚捨…ぶたすて」。それがいつの間にか屋号になった。
捨吉は「豚捨」の創業者にあたるようです。
このように、「豚捨」の意味には、創業者の生業と名前を由来としているようです。



不思議な通称ですね!
豚を捨てるほど旨い
「豚捨」のHPによると、映画監督・脚本家の松山善三氏が自著のエッセイの中で次のようにも語られています。
この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんか捨てちまえ!」と客が豚肉を投げ捨てた。というのが豚捨のはじまりだという。
このように、「豚捨」の意味には、お客様とのエピソードを由来としているようです。



嘘か誠かはわかりませんが、すごい話です!
豚捨の人気メニューは牛丼と揚げたてコロッケ
明治から愛される「豚捨」の人気メニューを調べてみました。
牛丼
観光地に飲食店を多く置く「豚捨」の1番人気メニューは、牛丼です。


伊勢神宮のおかげ横丁では、次のように1位~4位まで牛丼が占めていました。
お肉屋さんの牛丼だけにとてつもなく美味しそうですね。
揚げたてコロッケ
観光地に飲食店を多く置く「豚捨」で名物メニューは、揚げたてコロッケです。


黒毛和牛のミンチが贅沢に使用されており、揚げたてをテイクアウトできます。



精肉店と言えば、揚げたてコロッケは外せませんよね!
まとめ
豚捨(ぶたすて)って何?と読み方や意味が気になる声があったので調べてみました。
豚捨は明治から続く伊勢の黒毛和牛の専門飲食店の名店で、ぶたすてと読み、その意味は創業者の生業や名前、また豚を捨てるほど旨いというお客様エピソードからきたようです。
最後までありがとうございました。